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助六の松王丸 : 江戸小玩具ゲト

   <江戸の縁起物>  : この本読んでたら、無性になにかひとつ手に入れたくなってですね、中村座の帰りに仲見世の「助六」に寄りました。  : 狭い店内に小さな玩具が、み─────っしり。 全部見てたらテーマパーク廻るくらい時間掛りそう。 小さきものの万華鏡(3D)じゃあ ヒイィ(゚Д゚)」 で、圧倒されつつこれを…
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宮尾登美子「きのね」 : 絶世の美形歌舞伎役者がいた世界

きのね〈下〉 (新潮文庫)新潮社 宮尾 登美子 いまさらだけど「きのね」を読んだ。 平成になってから出版された作品だったんだ、 もっと昔に書かれたものだと思っていた。  : 海老さま(先代團十郎=先々代海老蔵)に 幸四郎家時代から女中として仕え、 やがて妻となる女性の生涯がモデルになった小説。  :  成田屋家系…
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村上春樹 1Q84 Book3 : 読む側に湧く母性。

Book2のラストで、このあとは全て天吾くんが書く小説が1Q84の世界内にリンクしていくのだろうと予測し、だから三巻目はないだろう、むしろ「そんなメタいらない!!」と思っていたので、Book3が書かれたことは意外だった。  : でもナンダカンダ云いつつ、結局買って読んだBook3。  :  : 続編ということもあり、割と着…
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『日本織文集成』 : 脊髄反射でアーマーゾーン!

    : きょう、図書館でみつけてパラパラッと繰ったら、 とたんに欲しくなり脊髄反射的にAmazonに注文してしまった。  : 和物の文様・柄好きには絶対楽しい本だと思う。 序文以外のテキストはモチーフの名前だけ。 いちいちに対する解説などなく、 とにかく巻末までびっしりカラー画像で埋められているところが 勉強臭くな…
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「町子かぶき迷作集」 : 音読で楽しさが倍増した。

「中村橋吾の橋吾談」で紹介されていた長谷川町子「町子かぶき迷作集」を購入。 朝日文庫 \420 78ページ全カラー。      [目次] 爆笑パロディというわけではないけど、一緒に歌舞伎を楽しんでくれているような雰囲気が、芝居好きには嬉しい。  : あっという間に一読し、 二度目は、登場人物になりきって、音読してみ…
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村上春樹 1Q84 : 登場人物は、いつからその世界に入ってしまったのか?

原因はわからないけど、若い。 独断的先入観で云わせてもらえは、とても還暦迎えた作家の新作とは思えない。そのくらい若くて自由な印象が残るんです。 女殺油地獄の仁左衛門/与兵衛(今月)に引けを取らない若さじゃないか!!!。  : 読み解くキーワードではないけど、読んでいる途中で強く脳裏に浮かんできた言葉を3つ。登場人物(誰のテキスト…
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本 : 立川談春「赤めだか」

以前甲府で、弟弟子談慶の真打ち披露興行が開かれたときに一度、談春の高座をみたことあります。 そのとき何のネタをかけたのかは覚えていませんが、自信に満ち、手堅い仕事をこなす4番バッターという印象が残っています。 この本は、談春が17才で談志に入門してからの、主に前座修行時代を自ら綴った青春記です。  : 噺家さんだからなのでしょう…
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「男たちのかいた絵」 : タイトルの曲

読み返したくなって本棚を探してみたけど、みつからない。 もしかして友人から借りて読んだのかも。  : 高校時代、 友人たちの間を、面白本がよく飛び交っていました。 文庫本の貸し借りなんて、 オトナになると、いつしかしなくなるものです。 懐かしいコミュニケーションですなぁ。  : 筒井康隆の任侠短編集。 一…
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「噺家の手ぬぐい」 : まんだら。

噺家さんの符牒で手ぬぐいのことを「まんだら」と云うらしい。 題名の通りその「まんだら」の本です。  : ひとたびページの端を摘マンダラ、 たちまち溢れる手ぬぐいの洪水。    噺家+色物の名入手ぬぐいが約300本。 全部カラーで紹介されています。(144頁) 著者は五明樓玉の輔師匠。  : 「全部ほしい!」 …
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石田衣良『40』 : ブロガー?

『40歳から始めよう。 人生後半、胸を張れ』と40歳を思いっきり応援する小説でした。しかし、40というのは、これほど励まされなくっちゃいけない年齢なのかな。 違うと思う。……思いたい。  : 主人公がブログを更新する場面が出てくる小説を読んだのは、これがたぶん初めて。物語のなかでもブログは重要な道具のひとつなのですが、「トラックバ…
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『役者狩り』 :七代目登場

   『役者狩り』 佐伯泰英 光文社時代小説文庫 ¥571  : 先ず表紙の助六に目がとまり、次にあらすじに團十郎の文字をみつけて“買い”と判断。 その時点で、この本は連作の10巻目だと知り、物語世界を少しでもわかっていた方がより楽しめるだろうと、一作目の『八州狩り』も併せて購入。 (本当は、順番に10冊読んだ方がいいん…
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名女形・雀右衛門 : めいおやま

『名女形・雀右衛門』 2006年2月刊 新潮社 \1700  : 演劇評論家の渡辺保先生が、27の演目においての中村雀右衛門を褒めつつ、愛でつつ、作品を読み解いていく組み立てになってました。  : 雀右衛門がいかにしたかを例にとり、作品の“肝”とでも云うようなものを、とても飲み込みやすく解きほぐしてくれているように思いました。 …
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読了 : 「フェルマータ」ニコルソン・ベイカー

アリ邸に行ってしまえば、 (誤変換だ……) <もとい!> 有り体に云ってしまえば、これは「エロ小説」です。 国内での出版は10年前、その後新書に版を変え、今も入手可能ですから、きっと多くの人に読まれている本だと思います。   時間を止める超能力を持った主人公アーノ君は、 その能力を全能の特権としては活…
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読了 : 「東京奇譚集」村上春樹

納められた5つの短篇は、どれも“愉しく”、サラリと読めるものばかりでした。 が、強いられてもいないのに深読みしたくなったり、メタファーを探すことで“よく”読んだ気にさせるのが村上春樹のウマイところなのかもしれません。 云いかえれば、もっと読みたくなるなるような物足りなさまで演出されてる……。  : 以下、自己満足のための読み解…
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村上春樹ハイパーリンク : 最古の短篇集

作家やミュージシャンの名前とか作品名以外、めったに固有名詞が出てこない小説、というのが村上春樹を読み始めた頃の印象でした。一人称の「僕」の名前さえありませんでしたから。 その頃のことを考えると、最近の作品にはずいぶん出てくるようになったものですね。 でも、品川区役所とかホンダプリモって固有がすぎないかなぁ。  : とか思いつつ…
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読了 : 「気になる部分」岸本佐知子

ニコルソン・ベイカーの「フェルマータ」を読んでいます。 が、ちょっと寄り道してその本の翻訳者のエッセイに手を出してみました。  : 普段から思っている些細な疑問。 子ども時代の奇癖。 OL時代の奇行。 などが、少々ひがみ気味な視点から書かれています。  : 大爆笑とまでは至りませんでしたが、 終始ニヤニヤ・ニンマリし…
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読了 : 「ぜんぶ芸のはなし」織田紘二・中嶋典夫

国立劇場芸能部・織田紘二氏と、 小原流出版事業部(当時)・中嶋典夫氏編著によるインタビュー集。  : この談話が取られたのは昭和60年前後。 小原流会誌「挿花」に「明治は青春」と題されて連載された明治生まれの方々のインタビューが、20年を経て一冊にまとめられたものだそうです。 登場する18名中、既に17名は鬼籍に。  : …
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ルバイヤート : 笑い上戸

きょう、同僚の“S”くんが、古ぼけた文庫本を読んでました。 開いているページを脇からのぞくと、4行の詩が整然と並んでいるのが目に入ったので、 「4行詩? もしかして、酒関係の?」とたずねると、 「さけ、さけっ」 「オマルハイアーム?」 「えっ、これそんなに有名なの」 「ルバイヤートって勝沼のワインの名前にもなってるぢゃん」…
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日夏耿之介 : 飯田かたぎ。

Amazonのカスタマーレビューで、 「日夏耿之介の著作が簡単に読める一冊。」  : って紹介があったので買ってみましたが、 この言葉の難しさ、 ルビの少なさにはマイってしまった。 今の世に出すんだから、ふりがな多くしちゃだめなの?  : まず、カバーに写っている文字からして、 「狗賓」 さてなんて読む? 「…
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亡国のイージス : 痛みに悶え

きょうは朝一で、歯医者。 昨日から急に右上のあたりが痛くなり、 熱いものも冷たいものも、しみるなんてレベルを超えて全身にズキンズキン。 息を吸っただけでも、針で刺したかのような痛みが襲う。  : 痛み止めを飲んだけど、なかなか寝つけず、昨日は茫洋とした夜をすごしました。  : (しかし、痛いって解っていながら、 わざと…
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ハイカラ手ぬぐい案内 : 素敵な手ぬぐい生活

プライヤー照明さんに教えてもらった「ハイカラ手ぬぐい案内」を購入。(やっと買ってきましたよ)  : 手ぬぐい贔屓の私、 何十枚かの手ぬぐいと、 何冊かの「手ぬぐい本」を持っています。  : 今まで買った本は、柄・図案を見て楽しむための、 どちらかというとコレクター趣味の強い図鑑のようなものでした。  : 対してこの「…
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祝復刊 : 伊丹十三のエッセイ

昨日、ちょっと伊丹十三のことに触れたのですが、検索したら数冊が復刊されていたんですね。  : 以前、紹介の記事を書いたときには絶版状態だったんです。 ◇初期のアルデンテ : 伊丹十三/女たちよ! 2004.11.12付 今回の復刊(といってももう3ヶ月も前)は、 以下の3冊ということでしょうか。  : ほのかに嬉…
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読了 : 中野香織「モードの方程式」

これは、伊丹十三や林望の系譜だな、と感じました。 書かれているささいなことがらに、知る楽しみを味わうエッセイ……というククリで。  :  : 作者・中野香織は服飾史家でコラムニスト(巻末プロフィール)。 「モードの方程式」は、日本経済新聞連載のコラムなどがまとめられた一冊とのこと。  : 造詣の深さをうかがわせる手腕で、…
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読了 : 吾妻ひでお「失踪日記」

   はっきり云って「あの人は今!?」 という興味で購入しました。 その、「あの人」を知らない方も多いのでしょうか。  : あの人とは、漫画家・吾妻ひでお。むかし、少々ハマってました。 で、「失踪日記」というタイトルを聞いて、どうしても引き合いに出したくなるのが「不条理日記」です。 名作と謳われた、と聞いていま…
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読了 : 数寄者日記&三味線ざんまい

   日頃の緩んだ生活で無作法・無芸の私ですが、 「日曜にお茶の席によばれて……」だとか、 「きょうは昼から小唄のお稽古に……」とか、 しゃなりしゃなりと云ってみたい。  : 興味はすこぶるあるんだけど、 いざ始めるとなると、覚悟が定まらず、 お稽古ごとには臆病なままです。  : 茶の湯のことも小唄のこと…
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読了 : 恩田陸「夜のピクニック」

お話のネタに言及しています。  : 80キロの行程を夜通し歩く、という高校の行事。 一昼夜をかけ主人公二人の間にある和解が成される、これが大筋。  : 恋とか友情とか、進路だとか将来だとかの、 学生生活にまつわる必須アイテムを巧みに配置し、 青春の一コマを濃やかに描いています。 かなり感情移入しながら読み進めました。 …
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初期のアルデンテ : 伊丹十三/女たちよ!

今日はなにかと忙しく、昼食は会社の近くのコンビニで買って済ませることにしました。  : これといって食指を動かされるものもなかったので、まあこれでいいやと「スパゲッティナポリタン」を購入。 想像通り、グニャリとした麺にこれでもかのトマトケチャップ。パスタ専門店が増えた昨今なかなか街ではお目にかかれない味わいに、かえって懐かしさを…
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写真集 : 続平成てぬぐいあわせ

手ぬぐいだらけです。 ネット(イーエスブックス)で取り寄せたので、あらかじめ中身は見ていなかったのですが、期待していた通りひたすら手ぬぐいの写真が掲載されていて非常に興奮しました。 普通、手ぬぐいを見て興奮する人はいないでしょうが、私には自分のハンドルネームにしてしまうくらい愛着のあるものなのです。  : ハッとするほど大胆な…
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私の「アフターダーク」

昨夜は「アフターダーク」を読み終え、早めに寝たのです。  : でも、朝4時ごろ一度目が覚めてしまいました。なかなか寝つくことができず、しばし……。 そのまま思いたってブログを一編書き込んだときには5時をまわっていました。 ようやく眠気に誘われ、ふたたび就寝。そして7時に目覚まし時計に起こされました。  : 朝食にと思い買って…
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読了 : 村上春樹「アフターダーク」 

帯には長編小説とありますが、これは短編の部類に入る作品でしょう。  : 別に長い短いが問題ではないのですが、「なにか始まる前に終わっちゃった」、というのが読後の第一印象です。 どこかに見落とした仕掛けでもあるのでしょうか。  : この作品に呼応して、次は「光」とか「光の中の闇」とかをモチーフにした作品が書かれるような気がしま…
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