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zoom RSS 新春浅草歌舞伎 : 花子の声

<<   作成日時 : 2009/01/22 19:44   >>

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新春浅草歌舞伎。
歌舞伎座や国立の「殿堂」へおじゃまする感覚とは異なり、
どこか小家族の食卓に招かれたような心持ちになります。
 :
1/17の所見*雑感です。
 :
七之助の道成寺は、所化の出の後、
すぐに紅白幕が上がり花子の踊りという構成。
所化たちの舞づくしがないのはちょい寂しい、
その前の花子との問答がないのは一段と悲しい。
 :
それは花子の声が聞けないから。
声を聞くか聞かないかで
キャラクターの印象がかなり違ってくると思うんです。
ひととなりの一端がみえづらいというのか、
彼女に対する愛着が深まらないというのか……。
 :
しゃべる、声を聞かせるという行為って、
この踊りでみせる娘の様々な容態のひとつじゃないでしょうか。
「手の中の雀」や「拝ませてくださんせいなあ」の云いまわしは、
可愛くって不思議で、
いつもぐぐっと感情移入が高まっちゃう場面なんです。
 :
ここの娘らしさで、見物の気持ちを掴んじゃえば、
踊りのなかで、“むすめ”を強調しなくてもok! な気も。
 :
ああ、聞きたかった。七之助の問答。
(直球の心意気は体の芯で受け止めました)

問答 : 答えましょうわいなぁ [て…]

新春浅草歌舞伎'09

亀治郎、何をやってもみているのが楽しい役者。
お蔦、まあ茂兵衛もそうなんですけど、経年による人柄変化が著しい役ですね。後半の母親ぶりから考えると、安孫子屋でのきゃんきゃんした姐さんぶりが、むしろ大蔵卿以上につくり阿呆なんじゃないかって感じてしまいました。
 :
「一本刀」での男女蔵の波一里儀十はキリリと立派、以前より表情が締まってきているように思えます。
かっこいい。
どんどん存在感ある役者になっていく予感がします。
 :
勘太郎、「土蜘蛛」智籌のまがまがしい雰囲気にぞくぞく。力強い役をこんなに大きく演じられるのなら、勧進帳の弁慶もみてみたくなる。
 :
舞台写真は松也ばかり「売り切れ」続出状態だった。
若い花ですね。

浅草わーぷ

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