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zoom RSS 十二月大歌舞伎 : 三津五郎の道成寺

<<   作成日時 : 2008/12/17 23:59   >>

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緑の鐘の上に真っ赤な振袖
「わぁきれい、まるでポインセチアのよう(時節柄ね)」
 :
三津五郎の「京鹿子娘道成寺」をみました、
(まったくまとまってないけど、今後もまとまりそうもないので……up)。

  歌舞伎座向かいの酒屋より

ラストの鐘入り、今までみたのは銀鱗の衣装に変わり、見た目にも蛇身になっての決まりというパターンでしたが、三津五郎のラストはまた赤い振り袖に戻っての鐘入りでした。
 :
蛇体となれば、鐘を落としてしまう霊力にも納得できるのですが、
娘姿のままで鐘を落としちゃう念力ってどんだけすごいの!
 :
今まで、鐘(男)への恨みは、花子が道成寺に来た段階ですでに彼女の中に抽象的に存在しているように思っていたのですが、三津五郎*花子をみたときに感じたのは、“現場”にあらわれた娘には端からの恨みはなく、熱心に踊っているうちに、「清姫」の怨霊に取り憑かれてしまうような経緯……
少女の無辜さの隙、あるいはトランスの虚が霊にとって恰好の憑依の対象だったのではないか、などということ。
 :
ひたすら無垢に、粛々と踊る三津五郎に感動しました。
役者の仕事というものは表現することには違いないのでしょうが、個性の表現の度合が過ぎると伝える力は薄まってくるように思います。観客の感情を映す鏡であることが役者の役割……。
観客は役者に憑依する。
花子に取り憑く「清姫の妄執」とは、役者に期待する「観客の恣意」の比喩かもしれないです。


[娘道成寺関連]
*京鹿子娘道成寺 : ゴーヤの鐘
*京鹿子娘二人道成寺 : 時は鐘ナリ。
*京鹿子娘二人道成寺 : 幕見の視界


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。
そうそう、これまでの花子は道成寺に来た段階では怨念が内在していました、よね。
8月の「亀治郎の会」の花子は怨念を前面に押し出していて、今回の三津五郎さんのと対照的だったように思いました。それは表現法の違いなのか、解釈の違いなのか、わかりませんが

--花子に取り憑く「清姫の妄執」とは、役者に期待する「観客の恣意」の比喩かもしれないです。

ううむ、なるほど、深いです!! 
SwingingFujisan
2008/12/18 18:25
◇SwingingFujisanさん、どうも。
この作品て、いろんな演じ方があって、それに対していろんな見かたができるところが面白いです。
多面的な要素をもった懐の深〜いおどりなんですね。
てぬぐい…
2008/12/19 01:05

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