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宮沢和史弾き語りコンサート 「寄り道2008夢の森」に出向きました。 ![]() <やまなしワインコンサート*県民文化ホール> 舞台には椅子がひとつ譜面台がひとつ、あとギターが4本と小さな机だけ。シンプルで“原点的”なライブでした。 : 曲間のトークでは、故郷甲府のこと、ブラジル(移民100年)の話、稚内の知人の思い出などが語られました。このトークがいいんですよ。話すときの声は歌よりも低く太く、聞いている者の肩を震わせるような響き。 : さらに、アンコールを含めて4編の自作詩の朗読もあったのですが、これがまたバツグンで極上。失礼ながら歌以上の感動を覚えてしまいました。 言葉の意味を押し付けるところがなく、まるで自分がその詩を黙読しているかのよう。聴いているのに読んでいる感覚が湧いてきました。発せられる言葉が、背中から沁み込んでしっかり胸に伝わってくる感じだったんです。 単に声がいいってだけではないですね。頭の奥に隠れている記憶を呼び起こすような、深いところまで届いてくる言葉の音でした。 : あと、全体を通してみて、彼の作品の底に流れているテーマって「別れ」じゃないだろうか、と考えました。でもそれは、悲しみや淋しさのマイナス面だけでなく、別れを経験するからこそ人って成長できるんじゃないかという、別れのある意味ポジティブなとらえ方。 「いつだって私たちは別れの前段階にいる。だからこそ今…」 みたいな訴えを強く感じました。 : アンコールには「島唄」と「神様の宝石でできた島」の2曲。 そしてラストに「四文字の抒情詩」の朗読。 四文字とは「さよなら」。 : ジーンと、 云いしれないあたたかさを胸に刻みました。 |
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