富士山が描かれた絵画、ポスター、パッケージなどが集められた展覧会。玄関を入ったところには、この場で製作されたという「銭湯の富士山」![]() 富士山 近代に展開した日本の象徴 「俳優出世冨士登山寿語六」という版画が展示されていました。役者の頂点をめざしてコマを進めていくスゴロクとして、明治20年に刷られたものだとか。浅草につくられたナントカ富士を裾野から頂上へと、役者たちが格順にしたがってひしめくように登っている図。 小さく書かれた役者の名前や、ところどころの科白のような記述を、しっかり確認しようとグッと近付いて凝視していたら、係のお姉さんに「もうすこし離れてご覧ください」とたしなめられました。知らず知らずのうちに足元に引かれた白線を越えていたようです。 「ゴメンナサイ」(でも寄らなきゃ見えないんだよーっ)。 てっぺんには芝翫・團十郎・左團次……と並んでいた気がします。 : いろんな作品が展示してあったけど、このスゴロクの前にいた時間が一番長かった。 : と、ここまで書いて念のためと思い検索してみたら、 この作品の画像が掲載されているブログをみつけました。 (ありがたいことです) ◇芙蓉庵の【富士塚日記】 075 出世すごろく : でもって、 帰宅して、自分でも富士山を書いてみたくなりました。 山梨県のPRポスター風。 ![]() 富士山といえば、甲府に来られた県外の方に、「富士山はどっちにあるの」と訊ねられることがしばしばあります。山梨→富士山というイメージが浸透しているでしょう、でも、実際甲府からでは、ドーンと視界を埋めるようにそびえる富士山は臨むことができません。手前に山地があるため、下が隠れてしまうのです。 こんな感じ。 ![]() <甲府市・愛宕山から> 甲府からは富士山の大部分はみえない。 たぶん、この盆地の人々は、富士山を身近なものと感じつつも、いつも見えないところを記号化されたイメージで補っているんだと思います。 常々のことですから、もう子どもの頃からそういうことが日常なんです。 云ってみれば、下半身を想像するのが得意な気質。 : : 日本の象徴(シンボル)。 <地元の人はあまり登らない?>
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