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zoom RSS 歌舞伎鑑賞教室「野崎村」 : 薮入りで

<<   作成日時 : 2007/07/09 23:59   >>

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<たぶん>江戸の頃、薮入りの休暇で芝居見物に出かけてきたお女中方に、「野崎村」はかなりのシンパシーとカタルシスを与えたんだろうなぁ……と想像。

  国立劇場鑑賞教室・野崎村懸垂幕
  <吹き抜けの懸垂幕を至近距離から>

甘い新婚生活を夢見る娘に共感を覚えたり、
髪を直す女方のしぐさに、
「ちょっとリアル! やだわぁ〜」
などと、思わず笑みをこぼしてみたりして、
お光には自分の姿を投影できる親しさ、微笑ましさがあり。
 :
もう一方には、異性獲得の欲求のため、親の敷いたレールから脱線する世間知らずなお嬢様がいて、
これには、自身が仕える主の一家を重ねてみて
「フフッ」
とニンマリするような憂さ晴らしの要素もあったり。
 :
その時代には、婚期は概ね早く、
子供からすぐ妻、母になっちゃうわけで
少女でいられる時間はほんのごく一瞬だったと思うんです。
お光とお染のキャラクターに不安定な感情や、思慮の浅さ、また周囲はもちろん本人にさえ制御できないほどの大胆さという思春期ならではの疾風怒濤を与えることで、その希有なひとときを生々&瑞々しくて儚いものに描いているんじゃないでしょうか。
 :
思春期を過ぎた見物のお女中方が、往時を思い出しつつ
「いいわ、野崎」
ともらしたのが目に浮かびます。</たぶん>
 :
 :
お光とお染は、実はひとりの少女の内面の分身ではないか、とも考え……。
オトナ側とコドモ側の両面を持ち、すぐどちらへも傾いてしまう振り子の少女心を、二人に割り当てて対比・対立させる面白さを感じました。(自分が自分に焼くやきもちって、なんか思春期っぽいじゃないかと一人合点)
などと考えたのも、今回の福助、芝のぶという、どことなく似てる(芸質?)二人がお光、お染をつとめたせいかもしれません。
 :
ラスト。
明るくつくられた悲喜こもごもな別れで、すべて浄化。
通過儀礼を終えたような清清しさが残りました。
気持ちよかった。

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