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zoom RSS 髪結新三 : そゆことで、昔が至上?

<<   作成日時 : 2006/10/13 23:59   >>

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今日は朝から神保町で仕事。夕方早くに片付いたので勇んで歌舞伎座へ「髪結新三」の幕見に。
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同じ役を違う役者でまたみることができるというのも歌舞伎の魅力です。でも、この役は絶対あの役者でなきゃイヤっていう作品もありますね。贔屓の勝手な思いでしょうけど。
私にとって髪結新三はまさに後者の方。
初めてみたのは、勘三郎十三回忌追善興行のとき。それはそれは面白い舞台でした。
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だれが出ていたかというと、
勘九郎・富十郎・芝翫・又五郎・小山三・鶴蔵・東蔵・亀蔵・染五郎・玉三郎・仁左衛門……書いてて溜め息が出てきます。で、それがデフォルトというか、むしろ刷り込みに近いかたちで頭に残ってしまっているのです。
ですから新三といえば、企む目つきが発する近寄り難さと、ときに見せる愛嬌を併せもった勘九郎の新三ですし、大家夫妻は、一から十まで吝嗇な資質を振りまいて滑稽だった富十郎・鶴蔵の老獪夫婦に限るって感じなんです。
もうひとつ云えば、当時の染五郎の線の細いヒョロッとした雰囲気が、いかにも半端な小悪党の手下というイケテないカンジにぴったりだったように思っています。
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ここまで過去の上演に思い入れてしまっている作品もないんですが、弊害として、以降みた髪結新三に違和感ばかり感じるんです。菊五郎にも、去年の勘三郎にも違和感を覚えました。もう、よほどの新演出でもない限り、この狂言を存分に楽しむことができないのかもしれません。

  髪結新三幕見

そして今回もまた……。
常からして違和オーラの強い幸四郎ですが(失禮)、顔の色艶も悪くおじさんぽかったです。それに白子屋のくだりは大名商売って印象。売り出し中の親分候補生という活きの良さが見られません。中心の新三がそういうイメージなんで芝居も前半重かったですね。
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でも、家主/弥十郎の登場でやっと爽やかな風が吹いてきました。富十郎を重ねながら、弥十郎の一挙手一投足を凝視。愛嬌ありますね。違和を吹き飛ばす軽妙なリズムに救われた思いでした。
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私の頭の中のデフォルトが一部別ファイルに保存された気がします。
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(ひそかに、いつかお目にかかれるだろう勘太郎の新三に期待)

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コメント(2件)

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刷り込み現象は尾をひきます(断言口調)
私の初新三は先代勘三郎でした。ですから・・・最初が良いのも考えもの?
幸四郎さん・・・お願いだから世話物には萌えないでいただきたいのが偽らざる心情です、ハイ。
あいらぶけろちゃん
URL
2006/10/19 14:09
◇けろちゃんさん、先代勘三郎の新三ですって!なんて羨ましいお話。心底それに間に合いたかったです。
 :
来週もう一度行くのですが、先入観の刷新はのぞめないものでしょうか。
てぬぐい…
2006/10/20 01:53

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