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zoom RSS 歌舞伎座9月 : 憂ゐ目みる

<<   作成日時 : 2006/09/20 23:59   >>

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承前
秀山祭、昼の部「寺子屋」。
 :
義を通すため、身代わりとして犠牲にした実子小太郎を弔う千代/芝翫の、焼香の姿が目に焼きつきました。
焼香は三回ワンセット。
そこを文字表記するならば、
 :
[いいいい〜ち    ……にい さん]
 :
香炉を前にしたとき、それまで抑えていた悲しみが一挙にあふれて身体を束縛し、まずひとつまみ目の香に手がのびない。
力をふりしぼり、わなわな震えながらもなんとか一度手を運べば、心の内に小太郎の死が実感される。
同時に、やるせなく切ない思いが足下からゾワリと駆け上り、全身の力がぬけてしまう。気を失う寸前の状態。
二度目、三度目は弔いという行為のはかなさ。意思ではなく、残った気力に操られるように香を手向ける。
 :
そんな感じに見えたので、こちらも思い入れてしまい、とてもつらくなりました。
 :
その前の「お身代わり、お役に立ててくださったか……」あたりの千代は、松王丸の妻のとしての矜持をみせるところですよね。でも芝翫の千代はキリッとせず、どこか所在無げな雰囲気がありました。それが焼香のときに噴出する母の思いにつながっていたんですね。そう感じとった瞬間に目頭があつくなりました。
心は武家の妻、でも心より大きな感情の容れ物を満たしていたのは、やはり母。
 :
 :
命より重い忠義なんて、すすんでの犠牲なんて、今ではとても考えられません。何百年も前のこと、ありえなーい……とは云い切れないでしょう。
先の大戦はほんの数十年前のこと。これからだって(今だって)ありえてしまう。

  敬老の日でした。

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